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波乱万歳 \(^o^)/     最終回

昨日、兄が病院に着いたのは
夕方5時過ぎでした

車の中でも
私のバッグを枕代わりに
ぐだーっとなって


でも
今だからこそ、言っておこう

「夕べ、病院に戻れば良かったんだよ
 ・・・・・
 やりたい事を
 少しだけ横に置いてでも
 
 すべき事
 自分の体を大事にしてね」


兄は返事をせず
自分で
病棟に電話をし
看護師さんに
ストレッチャーで迎えに来てほしいとお願いし

しかし
到着した時間は
看護師さん達引継ぎの
一番忙しい時間帯

迎えに来てくれた
若手のお二人が
「車椅子には乗れないのですかー」
と、不満気だったので

疲労も限界間際だった私
申し訳ないと思いつつ
つい、強い口調で

「ごめんなさい
 どんな様子か見て確かめて下さい !!」



兄は
「自分でストレッチャーに乗るから」
私に
「(兄専用の)マットを
 ストレッチャーに乗せてくれ」 と


さっと、病室へ行くのかと思ったら
入り口で止まり
ストレッチャーの上から
病院内で使う車椅子を

「これはだめ、あれでないと・・・」 と

看護師さんに言っているのを聞いて
私、とうとう切れました


「細かい事
 ガタガタ言わないで
 さっさと行けーーーーΣ(ー☐ー)!!!!!」



看護師さん達
びっくりして
物も言わず、早足で
ストレッチャーを運んで行きました



病室まで
兄の荷物を車椅子に乗せて
行くと

病室に入ってソファにもたれて、尚
看護師さん達に
マットの引き方を細かく指示している兄を見て
もう情けなくて
身体がヘナヘナ・・・とした瞬間

その日の兄担当の
中堅の看護師さんが側に来て

「お兄さんを
 よくここまで連れて来て下さって
 ありがとうございます」 


「えっ? 『ありがとうございます』 だなんて・・・
 兄の我儘で、いつも
 どれだけご迷惑をおかけしているかと思うと
 本当に申し訳ないです」


泣けて来て、泣けて来て
前かがみで
上半身を荷物にもたれかけさせて

「こうしていると腰が楽なので
 心配なさらないでね」 と伝えると

しばらく、黙って
背中をさすって
側に寄り添って下さっていました



若手の生意気盛りの看護師さんも
何人かいるのですけれど
でも、この病院は
上がしっかりしている

見ていて本当に腰の低い
人間的に良くできた方々が
リーダーとしていらっしゃるので
全体的にとてもいい病棟だと思っていましたが

夕べは、心底実感し
くたくたの心を支えてもらいました



兄には
「明日、介護認定の方がいらっしゃるので
 その時間来る
 明後日は、お母さんの定期診察日なので
 午前中病院にいる
 お母さんを送ったら
 私、名古屋に帰るから
 週末来るまで
 ここで、じっとしていてね」

言い残し、家に戻りました



途中、兄と母が好んで度々入っていた
うどん屋さんに寄り
釜揚げを注文すると
突き出しに、カボチャの煮物が付いてきました

どの位振りでしょう、煮物
叔母達が来た時以来か・・・


「おいしい」
思わず声に出すと

「カボチャ、持って行く?」
「あぁ、ありがとう
 でも・・・もう作れない」
「そうだね
 お姉さんしかいないから・・・
 頑張ってね」
「ありがとう
 また、美味しい物を食べさせてね」


事情をご存知なのですが
何度訂正しても
私がお姉さんになっているのです(笑)



家に着いて
思わず夫に電話

「もう、兄貴のこだわりに振り回されるのは嫌だ!!
 何年も前、兄貴がああなのは
 『あんたたちが甘やかしてきたからだ』
 って言ってたよね
 あれから時間が経って、今でもそう思う?
 あんなのが、自分の家族にいたらどうしてる?」

って、ぱぱぱーっと訴えたら

「・・・おまえ、ほんとうーーーに
 よくやっていると思ってるよー」



こんな話になったら
いつもだんまりを貫き
うんもすんも言わない夫でしたし

まれに口を開くと
上記の通りだったのが


結婚以来
初めての労いの言葉に

またまた
「・・・・・ (;_;)」



心が癒えると
自然と反省します

「兄にも看護師さんにも
 嫌な言い方をしてしまった

 いい時も悪い時も
 いつも平常心でいられる様になりたい
 
 それには
 日々当たり前の事に感謝する事

 感謝がまだまだ足りないのだ」





とは言え
労って下さると
やっぱり嬉しいです
元気が湧きます

過去と異なり
苦しい時にこうやって
思いがけず
労って下さる方々が
一人また一人と増えてきました

ブログをご覧の皆さまも
そのお一人お一人です



かつては
思いを語っても
逆に傷が深くなる事が多かったのですが

今は・・・
願わずとも
救けて下さる方が
こんなにいらっしゃる

本当に本当に
嬉しいですし
感謝しかありません

本当にありがとうございます
     <(_ _)>





さて
本題はここからです
サプライズの抜けていたところ(笑)



17 0920 2

この画像
いつごろかはっきり覚えていませんが
梅雨明け前でしょうか
病院の駐車場から見た恵那山方向ですが
山の裾野に
虹がかかっているのわかります?
虹の基礎の柱の下部部分だけですが
画像の真ん中です


この後
サプライズが相次いだのは
今となっては偶然では無いですね

「この虹を完成しろ !!」

と示されたように思えます



兄の事故入院で
母は心の中では
当然兄の容体を心配していたと思いますが

「この機会に、もういいでしょう」
私が言うと

母の口に出るのは
「車が無いと困る !!」


任意保険の
「代車30日間無料サービス」 があって
すぐに持って来てもらったところ

今までの車と操作が異なり
その現実に直面した母は
ようやく気付きました

「もう、無理だ・・・」


これで
廃車決定 !!
運転卒業も決定 !!



また
てっきり兄は免停になるものと思いました

「もう、運転することはない」 と
夫と、ほーっとしたものです


ところが
警察の現場検分が終わった後
(兄と介添えの私
 パトカーに初めて乗せていただいたのですが)
担当のお巡りさんがおっしゃるのには

「お兄さんは悪質ではないので
 今回の場合、免停にならないと思います」


お巡りさんは
身体が衰弱している上に
体調が原因で事故を起こしてしまい
しょんぼりしている兄を
励まそうと、言って下さったのですが

私は、ショックでした
「まさかー」 と



交番を出た後
コンビニのトイレで
真っ赤な鮮血が
ばーっと、出てしまいました

「いよいよ
 最も恐れていた事が起こってしまったか」 

さらに、ショックを受けながらも
もしかして、チャンス !!


兄に、すぐ、その旨伝えたら

翌日朝一番に兄から電話が入り
兄の主治医(大腸、肛門専門)に
診察してもらえるよう
すぐに、手を廻してくれたのです

「これからすぐ
 11時に受け付けして
 外科の受付で
 ○○先生にお願いしますと言え」 と


通常、体に異常が出た場合
紹介状が無ければ
先ず、総合診療科の内科からの受診なのですが
直接、「チャンス!!」 の道が付いたのです

「ラッキー !!」



「あーっ、切れてるー
 薬だしておくよー」

「先生、こんなところで言う話では無いのは
 重々承知していますが・・・」

と、私、パンツとズボンを上げながら
診察室を出かかった先生を引き留めて
あれこれ、訴えましたー、今しかないのだ !!


① 先ず、自分の体の事
   「その1」で書いた事全部
   ついに、異常がやってきたのではないか

② 兄が、免停にならないらしい
   9月1日2日、京都へ行くが
   「俺が運転すると言い出すのではないか
    心配だ、何とかできないか」

   これについては、お巡りさんに電話で確認済み
   「警察の権威で、免許を取り上げる事はできない
    よくある相談だが、主治医の診断書で
    免許証を警察預かりにする事は
    できるかもしれない
    主治医に相談を」 と

③ 兄に介護認定、せめて支援でも何でもいい
   本人は
   植物状態にならないと絶対に無理だと言っている
   先生、私一人で、母と兄を看るのはもう限界
   何とかしてー !!



その後、先生が何とかしてくれたかどうかはわかりません
ただ、その時、主任の看護師さんと共に
私の訴えを、真摯に笑顔で聞いて下さっていました
何にもおっしゃいませんでしたけれど

そして、私の出血
たった1回の座薬の投与で
正常に戻りました



さらに
事故の相手の方との示談書にサインをしている兄に
「今だ !!」 言ってみました

「あの車も、もう廃車にしない?」

すると、意外にもすんなりと
「いいよー」


早速、自動車屋さんに取りに来ていただいた車がこれ
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ついでに
この家の前の住人の方が置いて行った
たくさんの古タイヤも
積んで行ってもらいました
17 0915 1



この車も
長ーい間
私達の頭痛の種でした

8年前ここへ
兄はこの車に乗って来ました
その後1年は乗っていたけれど
最後に、家の前の路上に止めた直後に
バッテリーが上がってしまったのです

車検も切れた


「廃車にしようよ」 と言うと
「いや、置いておいてくれ
 俺は、いずれこの車でどこかへ行って
 そこで路上生活をするのだ
 お前達に迷惑はかけないから」 と


それから7年
昨年、再び聞いてみました

「もう、いいんじゃない?」
「いや、まだ置いておいてくれ
 最期、癌の痛みに耐えられ無くなったら
 中で練炭を焚いて、自殺をするのだ」 と


そして、この夏
兄の生きる目的はただ一つ
「京都橘のおっかけ」

頭の中が、橘一色なのでしょう
もう、車はどうでもよくなったようです(笑)



そして、さらにサプライズだったのは
自動車屋さんが調べて下さった結果
最後の車検期限までの自動車税は
納めてあったとの事
そして、自身で県に連絡して
「もう、乗らないから」との事で
納税が免除されたのだと

どうりで
ここへ来てから
納税納付書が届かなかったんだ


一体どうなっているのだろう
本人に聞いても
「お前達には、迷惑かけないから」
を、繰り返すのみでしたから


「兄にも、ちゃんとできるんだ」
また、一つ、兄の善き所が見つかって
嬉しかったです 



さて
主治医に、お願いすべきはお願いした

次はあそこだー


5月に、マギーズ東京から紹介された
介護、看護ステーションにTEL

「兄が事故を起こして
 母も兄も運転しなくなりました
 いよいよ、介護申請のご相談をしたいのですが」

翌日、すぐに、ひのきの林の自宅へ来て下さりました


あらあらと、状況を説明しましたが
兄の方が、何等かつくのではないか
しかし、母はまだ難しいと思う
それこそ
「末期癌」と主治医が指示書を書いてくれれば・・・ 
との見立て

「それこそ無理でしょう
 だって、母は、癌の方が寧ろ小さくなってきていて
 腫瘍マーカーも下がってきているのですから」

「そうですか・・・」



ここで
母に話に参加してもらいました

紹介の後、即
母お得意の昔話が始まりました


「アメリカのフロリダ、NASAへ行った時・・・
 ヨーロッパのどこそこへ行った時・・・
 ああだった、こうだった

 ここで
 林に囲まれていても、私全然寂しくない
 だって、こっちの方角にオーストラリアがあって
 そっちの方向にはハワイがあって
 思い出をイメージできるから、私、いつも楽しい 🎶」


すると
さすが、介護のプロ

「素晴らしいご経験ですねー
 その話、是非、うちに来て
 この海無し県から出た事のないお年寄りに
 聞かせてあげていただけませんかー
 皆、喜びます
 お迎えに来ます
 マイクもご用意します
 疲れたら、
 ベッドでお休みいただいてもいいのですよー」


母は、ぱーっと表情が明るくなり

「じゃあ、後でどのような所か見に行こう !!」
「うん !!」



相談員の方がお帰りになった後
「いつ、行く?」
と、すっかりその気(笑)

「夕方、涼しくなったらね」
「わかった」



ここから
不思議サプライズが一気に ヒートアップ ↗ するのです


ちょうど
お盆休み中で夫がいた時の事だったので
夫にも、話に参加してもらっていたのです

数日前
夫の履いていたズボンの丈が
左右ちぐはぐで
自分で縫ったのだと

「ごめんねー」
でも、私、今、無理

そうだ、あの人にお願いしよう !!



この地に来て以来
母に、とてもよくして下さる方が
内職(古い言い方でごめんなさい)で
お針子(これも古いですね)をなさっていて
お願いしてあったのですが
出来上がったと、連絡が入ったばかり

そして、その方
アルバイトで近くの高齢者住宅に行っているのだと


もしやと思って聞いてみたら
なんと
その介護、看護ステーションの一画の
高齢者住宅なのだと

「丁度、今から行くから
 そこへ、ズボンを取りに来て」 と



私達
そのグループの
デイサービスやショートステイの
施設を見学に行くつもりだったのですが

何がなんだかわからないけれど
言われた通りに行ってみたのが
ここなんです
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車を2週間運転しないで
家にいる事が多かった母の足腰は
急激に弱っており

この、玄関迄歩いただけで
ヘナヘナになり
そこに置いてある椅子に座り込んでしまったのです

一休みした頃に
その、お友達が

「今、丁度一部屋空いているから
            見ていくー?」

「ぜひぜひ」



たった、高齢者5人の為だけのサービス付き住宅
60歳以上であれば
誰でも入居資格があるのです

広いリビングにダイニング
綺麗なお風呂に
綺麗な個室

介護、看護ステーションが隣接し
石窯や菜園まで設置されています


母の状態だと
まだ、こちらのデイサービスやショートステイは
受け入れてもらえないのですが
ここなら、全然OK!!

「入居希望の予約は入っているのですか?」
「今、無いです」
「では、即、検討します !!」


母は
「ここならいい」 と、即納得


そして
あの、にぎやかな親戚ご一行が来る前日
入居が決まったのです
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病院の、例のケースワーカーの方に
その旨報告したら

「あそこに入りたい人沢山いるけれど
 なかなか空かないから
 皆、あきらめているのだ」 と

「本当によかったですねー」
と、一緒に大喜びして下さいました



さらに
9月5日
皮膚の検査をした方が良いと
主治医に言われた時

その先に
血液検査の結果
腫瘍マーカーの値が
正常値内に戻った事と
併せて
「しこりは小さくなってますよ」
と、主治医はニコニコだったのです

明日、ほくろが良性だった事を
報告します



9月9日
兄は入院
母は入居の前夜

3人で食事をしていた時
決して悲壮な会話では無かったのですが

やがて
私、一人になるから
今の、まだ元気な内に
荷物をできるだけ整理しておきたい旨

母に話すと
快く了解し
「任せる」と


この話を黙って聞いていた兄が
ポツリと口にしたのが

「俺は、お前の為に
   もう少し生きる」

「そう !! 頑張って生きて !!」


こんな会話ができるなんて
それこそ、サプライズでした





母の事は
もう、全てお任せ

次は兄


兄は、介護申請について
何か思い込み違いをしていたらしく
勘違いに気が付いたらしく

今月に入ってから
「申請手続きしてくれ」 と


そして今日
介護認定の為に
お役の方が病院にお越しになったのです

これまでで
最も、兄がぐったりしている時に



父の時の方は
まるで婦人警官のように
カチカチなお役人でしたが

今日の方は
とっても柔軟で

「ここだけのお話しにしておいてくださいね」

と、おっしゃって下さる程
実情をよく考慮して下さっているのがわかりました



そして
今回の
これまでの中での
サプライズの一番は

その方も
その方のお子さんも
何とー

京都橘高校吹奏楽部マーチングバンドの
大ファンだったのですー !! (´▽`)/
 


こんな事があるのでしょうか



「具合が悪いから
 早く必要な質問を済ませて
 部屋の外に出てってくれー」

との、兄の要望に応えて
食堂へ、その方と移動し
色々、こちらの窮状を聞いていただいている際に
話しの流れの中で

一昨日、ひいきの京都の高校の応援に大阪へ行き
無理がたたってこうなった

の話しから、繋がったのです(笑)



実は、今年
全国大会出場資格から外れたので
私は、11月の全国大会に
再び大阪、今度は大阪城ホールへ行かなくて良くなって
ホッとしているのです

と、伝えたら
その方

「ふふふ (´艸`*)
 来月、名古屋に来る」

って、知っているのです(笑)

兄も、勿論、行くつもりです
「名古屋ならいいだろー」 って



兄のモチベーションが何なのか
話しの、よーくわかる方で
ラッキーでした


同時に
私の絶えない心痛も
体力の限界も
よーくご理解いただき

ここまで来たら
あとは、一切お任せです



やーーーっと
ここまで辿り着きました





一週間前の画像です


お前、いたの?
17 0920 7
去年
病院からついてきた子?

なんてね(笑)
17 0920 6

「そうかもよー」

     
     17 0920 10
     この萩も
     一週間前です
     もう、散りました


そして
これも一週間前の画像ですが
17 0920 8
ウメモドキも
真っ赤な実が
沢山ついてます

金木犀が
一気に咲きました

また、今年も
ムクドリが沢山やって来るのでしょうね





お彼岸が終わって
もう秋です


お彼岸とは
「真ん中」・・・中道の意

どちらかに傾くのではなく
皆が納得できる道
それが
「真ん中」

と、仏様の教えにあります



兄も母も
私も
そして
夫も、皆が

「これで良かった」
と、心の底から思える日は
そう、遠くないと思います

あの日の虹が
完全にかかるのも
もう少し

すべて
仏様のご計画

頑張ります ( ̄ー ̄)





明日、母の診察から帰ったら
一旦名古屋に戻ります

そして
ブログは、再び
しばらくお休みにします

今度こそ
本当に、心身のメンテナンスに務めます
希望ある、将来の為に



色々、コメントを頂戴しありがとうございます
     <(_ _)>

どれだけ、励ましていただいているかわかりません
コメントの返信も
今日の記事に込めさせていただきました

また、ゆっくりお邪魔させていただきます


本当にありがとうございます。
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Comment 1

Tue
2017.09.26
16:29

ヨッシィー #-

URL

こんにちは、つるりんどうさん
何て言葉をかけたら良いか判りませんが
本当に流れが良くなってきていますね
今まで、一人で辛抱して来たのか、やっと解放される
そして、お兄さん、お母さんとも分かり合えたような
気がしました
ご主人の優しさにも感謝できますね

これからは、ご自身の心身のメンテナンスに
目を向ける事ができますね
少しは、我が儘をを言っても許されますから
名古屋でご主人に言ってみてください

そして、これからの時間は少しご自分の為に
ご主人と2人の為に使われたら良いと思います

お元気になられて、余裕があるば、ブログを
見たり、書いたりしてください

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