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冬将軍がやって来そうですね

ご無沙汰致しております

日々、ご訪問いただき
皆様方のお心遣いに
心より有難く
感謝致しております

本当に、励みになっております

「一人ぼっちじゃない」 と





兄は
いよいよ
カウントダウンに入りました

抗癌剤治療は
先月で
もうできなくなりました



3週間ほど前
「そこに座れ」と・・・



年末の
橘、追っかけの
アメリカ行きは
先生と話し合った結果

「もう、無理だな」
止める事にした


「ところで先生
 あとどのくらいか?」
と、聞いたら

「3~4か月かな」
だと


1日に1食でも通ったら
1日伸びると思ってくれ





2年前
何回目かの
治療入院を終えて
退院する際
こっそり看護師長に聞いた事は

「どのような時
 病院に連れて来たらいいですか?」に

師長は、真面目な面持ちで

「もう、かなり弱って来ているし
 食べる量も減って来ているし
 食べても、もどすようになったら
 ・・・
 最後の時だからね」、と



それから2年
ほとんどもどすことなく
辛くてもぐずることなく
不機嫌になる事もほとんど無く
過ごしてきましたし

『今いる事が奇跡』
と、主治医がおっしゃるほど
前向きに頑張って
耐えてきましたが


とうとう
その時が近づいて来たようです



前回アップの
あの時以来
頻繁にもどすようになり

水分すら
もどしてしまう


痰が引っかかって
咳き込んだ弾みで
もどしてしまう


咳止めの薬も
もどしてしまう



あれだけ楽しみだった
煙草も、もう
欲しくなくなったようです

灰皿に吸いかけが1本だけ



ようやく介護認定がおり
「4」と判定され
自宅での手厚い看護、介護体制が整っても
なかなか退院できず


先週、金曜日
やっと退院したものの・・・

(主治医は
 『居たいだけ居ていいよ』
 と、おっしゃるのですが
 『俺がいると
  病院は赤字になるから』と
 
 1ヶ月半入院したら
 一旦退院して
 2週間空けてから、また
 入院するのだ、と

 看護師さん達は
 『そんな事
  考えなくていいのに・・・』

 相変わらず、とても頑固なんです)



状態は悪く
主治医からは
薬の調整の為に
「すぐに病院に戻るよう」言われても


在宅看護師さん達の
献身的な看護に
心、安らぐようで

「動きたくない
 ここがいいのだ」と


腫瘍熱が出ていても
「ここがいい
 ここにいて
 なんとか先生に
 薬、出してもらえないか」と



看護師さんが
汗びっしょりかき
マッサージを続けながら
時間をかけて
やんわり説得続けて

「これ以上言うと
 怒るんじゃないかな」

とまで、目一杯努力してくださり
昨日、ようやく納得し
再入院しました



出がけに
荷物を纏めながら
看護師さんが兄に尋ねました

「入れ歯、もってく?」


すると

「もう、食べれないから」





アメリカは諦めたけれど
12月17日に

昨年
9度の熱を無理やり下げて
一人で京都まで
運転して行ったあの
定期演奏会があり

「無理だと思うけど
 アメリカ止めたから
 連れて行って欲しい」と

2週間前
言っていたけど


そして
看護師さんも
「私も行く!!」 とまで
おっしゃって下さっているのだけれど


私には気遣って
まだ、弱音を見せないけど・・・



看護師さんの前では

「先生は、3~4ヶ月と言っているけれど
 そんなに長くないと思う」 と


そして
京都には

「もう、行けない」 と
泣いていたと





「苦しくなったら、眠らせる」

とは
かなり以前に
主治医から伺っているし

兄、本人からも聞いています



それが
いつなのか
まだわかりませんが


昨日
兄と、薬をどうするか
お話し下さり
病室を出られた主治医が

ナースセンターで
私が出て来るのを待っていらして



「ほんとうに
 よく頑張ってきたからなー・・・」

「12月17日は
 無理だと思うと
 そこまでもたないと
 本人は思っているようです」

と、お伝えすると


首を縦に振られました



「私ずーっと居てもいいのですか?」

側にいた看護師さんと共に
「うん、いいよ、いいよー」


「マッサージが効くようですので
ずーっと居てあげたくてー」 に

笑顔で、頷いてくださいました





とは言え
兄は
今回の入院で
薬の調整がついたら
家に戻る気、満々です



「生まれ変わったら
 アインシュタイン並に
 次々、発案して
 特許、沢山取ろうねー!!」

私が、言うと
兄は、真顔で考えています



身体が弱りつつも
点滴を吊るす工夫も
次々発案し

夫に手伝ってもらいながら
点滴の容器が
上がり下がりする装置を整えたり


抗癌剤の副作用の積み重ねで
痺れや痛みの残る足には
布団は重いので
これからの寒さに向かって

介護ベッド用の
キャスター付きテーブルに
電気炬燵を固定して
吊下げる装備を考案し

「これで
 足に直接布団をかけずに温まれる!!」

と(笑)


お隣のご主人が
現在、制作中です(笑)



介護ベッドが入る時
お隣の奥さんまでが
気を効かせて
お掃除に入って下さったり



父の時同様に
何人もの方々が
こんな私達に
真心を尽くして
協力して下さっています





今週末
母方の祖母の7回忌ですが

「丁度いい
 俺、入院しているから
 お前、行ってこい」

兄は言いますが


看護師さんに伺えば
「行かない方がいいね・・・」と



訪問看護師さんからも
病棟の看護師さんからも
そっと・・・
やんわり、柔らかく

「お兄さん
 最期は病院か家か
 どっちかな・・・?」
と聞かれるので


もう、そんな段階なんだなと
了解しています



兄は
本当に本当に
よく頑張りました


昨晩、マッサージしながら


「あにきぃ・・・
 2年前で終わっていたら
 『こんなもんかなー』の人生だったよね
 
 私達の昔を
 誰も知らない所へ来て
 あにきの良さを理解して
 応援して、協力してくれる人達が
 こんなに沢山いて
 あにきぃ
 生きててよかったね」


「うん、感謝感謝だ
 感謝しかないよ

 俺が家に戻ったら
 お前、本当に大変になるから
 今の内に体を休めておけよ

 もう、帰って休め」


「遠慮しないでいいよーって
 何人もの看護師さん達言ってるよ
 
 『お兄さん、とても敏感で
  私達が忙しいとキャッチすると
  苦しくても、一人で
  じーっと耐えているんです

  もっと、我儘言ってくれて
  いいんですよー

  何か、要望はないですか?』

 って、聞かれたから

 『2分でも3分でもいいんです
  マッサージしていただければ』
 
 って、お願いしたら 

 『任せてください!!』って言ってたよー


 我慢しないで
 お願いしてみてねー

 また、明日ねー」


「うん
 気を付けて帰れ
 寒くなるから
 温かくして休めよ」



今日は、夕方返されました

「お前、無理するな」と

もどしている最中に

「いいから帰れー!!」





母は
高齢者共同住宅に入り
絶好調で

脇の、再発したしこりも
「探さないとわからないほど
 小さくなった」
と、主治医はニコニコ

呼吸器も調子良さそうだからと
薬、半分になりました


昼間はこのように
夜中はこのように

私が迎えに行けない時の
母の移動手段は既に手筈が整っています





兄には
誰が何と言おうと
最高の
勲章 を贈ります。
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Comment 2

Sat
2017.11.18
16:16

ヨッシィー #-

URL

こんにちは、つるりんどうさん
お兄さまのこと、何と言って良いか判りませんが
今は、理解されて、応援して、協力してくれる人達が
周りにいてくれる幸せを感じられて良かったですね
お母様も体調が良くなられたようで、高齢者共同住宅に
入られて良かったですね

つるりんどうさん、お疲れが出ませんように

Edit | Reply | 
Sun
2017.11.19
23:53

つるりんどう #-

URL

ヨッシーさん、こんばんはー

ヨッシーさん、ありがとうございます

今回、入院した時は
今日、既に人間卒業しているのではないかと
そのくらい、弱り切っていましたが

モルヒネの貼り薬が良く効いているようです


主治医には、もう詳しく聞かなくていいかなと思っていますが
訪問看護師さんに伺うと
やはりモルヒネ、しばらく続ける内に
頭が、ぼーっとしてくるケースもあるが
貼り薬で、生活を続けている方もいらっしゃるとの事

薬の量の調整次第なのでしょうが
食べると、半日後にはやはりもどしていますが

身体の痛みがほとんど無いのは
精神的に、全然違うと、兄が言っています
絶好調です(笑)


今回の入院では
毎日、兄妹二人っきりで
TVやインターネット記事や動画見ながら
私たちしかわからない、昔話を基に
ずーっと、お喋りしています

宝です

Edit | Reply | 

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